著 者:有馬ようこ
初 版:2023年2月13日
さて、ここでは担当した「入門 世界一やさしい はちみつの教科書」の編集後記を少しだけ書いてみたいと思う。
「はちみつの教科書」というネーミングである。
しかも冠に「世界一やさしい」とついている。
さらに、その上には「入門」とまである。
原稿を読み始めて、驚いた。
本書でいう1時限目から3時限目あたりまでは、へーという頷きと納得の連続だった。
はちみつすごいな!と、妙に感心しながら原稿整理に勤しんでいた。
それ以降が問題である。
過去に読んできた「はちみつの本」といえば、「はちみつにはこんな使い方があって、こんなときにこうして使うととてもいいのよ」とか「はちみつを使った美味しい料理の作り方」とか、ほんわかとしたとりあえずはちみつ舐めとくかと思わせてくれるものばかりだった。
4時限目から風向きが急にアゲインストになる。
ALEs(脂質由来のゴミ〉とかマクロファージとか、はじめて目にする、耳にする単語が乱立している。
こう見えても、れっきとした理系の大学(農獣医学部)を出ているし、親父は大学で化学の教鞭をとっていたから、高校の化学のテストはほぼ全て100点かつ成績もオール5だった。
なのに、わからん……難しい。
とも言ってられないので、何度も何度も必死に読む。
そして、自力で図を描いてみる。
これは、いつもの編集方針だが、文章が上手くても下手でも、日本語なのに理解できなかったらとにかくそこに書かれている文章を図にしてみる。
こんなことを必死になってやっていたら、あら不思議。
毎日の生活にはちみつが欠かせないものとなってしまった。
そう、わかってくると世の中にカラダにいいことはいろいろあるけれど、手っ取り早いのがはちみつを摂ることなんだとわかる。
そして、その理由も納得できるから、やるしか選択肢がなくなる。
そこで困るのがはちみつの選び方。
スーバーに売っているのはほとんどが「ハチミツという名のシロップ」でしかない。
選ぶべきは「本物のはちみつ」となる。
本物のはちみつってなんだ? となるわけだが、それも本書でガッツリ解説してある。
あ、忘れてはいけないのが、油を止めるということ。
特にオメガ3と呼ばれるフィッシュオイルやアマニ油。
それからオメガ6と呼ばれる大豆油やコーン油などを完全に口にしない生活をすること。
そうすることで、体内のゴミをなくし、きれいにパワフルに燃焼するカラダを手に入れることができる。
できればカラダに不具合を感じないまま、ゆるっと歳を重ねたいものだと、つくづく思いながら、俄然、健康に興味が湧いた。
ぜひ、この本を手にとってほしい。
念を押しておくが、難しい。
でも、何度も読んでほしい。
それが、結果的に、きっと健康への早道だから。
こちらもあわせて読んでほしい。
想いはこちらを読んでほしい。
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