人生を変えてくれた本。
小さなお子さんが「六法」を知っておく価値は何でしょうか?
日本人としてのアイデンティティのために、日本国憲法について知っておくことはとても大切なことです。
とはいっても、刑法、刑事訴訟法、商法、民法、民事訴訟法といった法律を優しくわかりやすく説明するには概略をせ話すしかないのかなと思ってしまいます。
ところがこの本、子どもたちにはあまり関係のない「商法」をはずして、「少年法」と「いじめ防止対策推進法」を盛り込んでいます。
もともと「こども六法」は著者の山崎聡一郎さんが、学生時代に研究活動の一貫として、2014年に作成・自費出版していたものだそうな。
そこから幾度となくチャレンジしながらも願いが叶わなかったものを、CleativeCapitalとの出会いで、クラウドファンディングで支援を得ることになります。
「大人にとっての犯罪が、子どもの日常であってはならない」をコンセプトにしたムービーは、SNSを中心に注目を集め、弘文堂からオファーを受け出版に至ったそうな。
個人的には、こういう努力がひとつでも実を結ぶように願いたいと思います。
こういう出版ドリームを聞くと、居ても立ってもいられないくらいうれしくなります。
ぜひ、YouTubeをご覧ください。
「【本の魔力】大好きな本「こども六法」山崎聡一郎【編集者おすすめの本・書評】」
「虐待」「いじめ」に悩んでいる君たちへ、法律のことを知って、もっと強く生きていこうと背中を押してくれる本。 法律を知って戦うのではなく、法律を知ることで自分が守られている、そして権利があることを知っとほしい。 子どもたちだけでなく、大人たちにも読んでもらいたい1冊です。
詳細はぜひ、YouTube↓でご覧ください。
「【本の魔力】大好きな本「こども六法」山崎聡一郎【編集者おすすめの本・書評】」